Jimsy&Markl

僧帽弁閉鎖不全症になってしまったJimsy(ジムシー)の闘病記録と、Markl(マルクル)との日常

愛犬が僧帽弁閉鎖不全症に。 退院! ・・・ところが

いよいよ退院

前日の午前中に酸素室から出ることができ、今朝の状態も良いので予定通り退院できることになりました。

退院後はそのままかかりつけ病院へ連れて行くことになっているので、11時ごろ千葉の病院に着くようにし退院手続きを済ませ、12時ごろ出ればそこから2時間半くらいなのでちょうどかかりつけ病院の午後診察開始時間の15時には到着できるというイメージでした。

 

念の為に用意した酸素室をセットした車で、9時前に千葉へ向けて出発。

酸素濃縮器のスイッチを入れると、少しづつ酸素濃度が上がりだいたい30分くらいで濃度30%くらいになりました。

ただ車からの電源では弱いため最高濃度は30%〜35%くらいまででした。

 

セットしていたケージのサイズはW60×D90×H60。

チワワ1匹にはやや大きめなサイズだったので、ケージのサイズによってもう少し上がるかもしれません。

 

またケージのチャックを開けるとすぐに濃度がぐんぐん下がってしまうので、大きく開けておくことができません。

 

しかし真夏の日中!

日差しも強く、ケージを閉めたままだと温度が上がりすぎてしまうので、車のエアコンはガンガンにし冷やしておく必要がありました。

走行中に何度かケージ内に手を入れてみましたが、車内温度よりは高めに感じました。

その為しばらくケージを開けて冷やしておき、病院の近くになったら閉めて酸素濃度を上げることにしました。

(ケージ内に温度計をつけておけば良かったです。。もし真夏や真冬に使用する方は温度計があると安心です。)

 

意外と道は空いていて早めに到着。

 

退院手続き

コロナの予防対策のため診察室には1人しか入れなかったので夫が説明を聞くとこになりました 。

 

待合いスペースでドキドキしながら待っていると、ドアが開きジムシーが!!

少し痩せていましたがいつものキラキラした目で、表情も元気そう!!

ジムシーも会えて嬉しそうな様子!

でもあまり興奮させると行けないのですぐに車内の酸素室へ入れました。

「ごめんねジムシー

寂しかったね、苦しかったね 、よく頑張ったね、会いたかったよ」

いろんな言葉をかけて撫でていると落ち着いて、水もたくさん飲みました。

 

今回の入院8月14日〜8月20日までで、費用は ¥143,094-でした。

内訳は

 

診療項目 単価 数量 金額
初診 ¥1,500 1 ¥1,500
酸素吸入 ¥3,000 1 ¥3,000
入院(10kg未満) ¥3,000 7 ¥21,000
集中治療室(ICU)管理 ¥38,956 1 ¥38,956
レントゲン検査(1部位2照射) ¥5,000 1 ¥5,000
静脈カテーテル留置 ¥3,000 1 ¥3,000
静脈点滴 ¥2,500 2 ¥5,000
点滴添加剤D ¥3,000 2 ¥6,000
注射A ¥1,500 20 ¥30,000
注射D ¥9,000 1 ¥9,000
エナカルド1mg(院内投薬) ¥120 7 ¥840
内服薬A(院内投薬) ¥70 29 ¥2,030
エナカルド1mg ¥120 7 ¥840
内服薬A ¥70 14 ¥980
内服薬A ¥70 14 ¥980
内服薬A ¥70 14 ¥980
内服薬A ¥70 14 ¥980

 

処方薬

・フロセミド 20mg 1/2T bid 7日

・ネオフィリン 100mg 1/4T bid 7日

・ベトメディン 1.25mg 1/2T bid 7日

・硝酸イソソルビド徐放錠 「ツルハラ」20mg 1/4T bid 7日

・エナカルド 1mg 1T sid 7日

 

千葉から神奈川へ

 ケージに直射日光が当たらないように日除けをつけクーラーは強めに設定し、神奈川のかかりつけ病院へ向けて出発。

 かかりつけ病院に連絡し、予定通り15時には来院できると伝えました。

 

利尿剤の影響なのか水をたくさん飲んでいましたが、すっかり落ち着いて横になり、ケージ越しに撫でる私の手に体をくっつけて甘えていました。

 

道中、退院の際にどんな説明があったのか夫に聞くと、

「検査をしていない」

「入院初日にはレントゲンを撮り、肺水腫の状態を確認したがその後はレントゲンや血液検査をしていない。興奮させると危なかったから。」 

 と言われたそうです。

 

え。。。!?

検査しないで、移動しても問題ないと言えるの?!?

 

不安が過りましたが、移動時間が長いことは伝えてあったのでそれでも医者が大丈夫だというならそれを信じるしかない。

 

 

車体が揺れると落ち着かないので、あまり急がず安全運転で走行。

幸い帰り道も混雑はなくスムーズに進みました。

 

 

ところが!!