愛犬が僧帽弁閉鎖不全症に。 はじまりは
5歳のチワワが僧帽弁閉鎖不全症。
我が家には、ロングコートチワワのジムシー(5歳)とマルクル(4歳)がいます。
お兄ちゃん犬のジムシーが僧帽弁閉鎖不全症になってしまいました。
今年2020年12月8日に手術をすることになったので、その闘病の記録です。
まずこの記事では、体調が急変した日の状況を書きたいと思います。
はじまりは、咳
2020年8月14日
以前からの約束で、千葉にある親戚の家へ遊びに行くことになっていたので
夫と私と息子とジムシーとマルクルの家族全員を車に乗せて、14時ごろ神奈川の自宅から出発しました。
真夏の昼過ぎで日差しも強いので、車内のエアコンは強めに設定。
ジムマル(ジムシー&マルクルの略)は日頃からよく車に乗せているのであまり心配しておらず、こまめな水分補給だけ気をつけていました。
出発して1時間くらい過ぎた頃、、、
ジムシーが変な咳をするようになりました。
なんだか、あまり日頃しないような咳の仕方。
(普段はたまに、おやつをがっつき過ぎてケフケフと咳をすることはありましたが
この時は、もっとひどくカッーーカッーーと人間が痰を吐こうとしている時のような咳でした)
「これはなんかおかしい。」
と思いましたが、すぐに収まりまた元の様子で寝始めたので
「エアコンが寒かったのかな?乾燥かな?」
と思い見過ごしてしまいました。
しかし、、、
そこから同じように、少し咳き込んでは収まるを繰り返し出し
「これはやっぱりおかしい!なんか変だ!」
と不安にかられしばらく車を止めて様子を見たりしましたが、その時点では自宅に戻るよりも目的地へ行くほうが早かった為、早く親戚の家へ行きジムシーをゆっくりさせてあげようということになり、先を急ぎました。
16時半ごろ家に到着。
すぐに、いつも旅行の時に使っている折りたたみケージをセッティングしましたが落ち着かず。
大丈夫だよ、もう着いたよ、ゆっくりね、、となでていましたが
またひどい咳をした後に、舌が青紫色にチアノーゼを起こしていました!
慌てて神奈川のかかりつけ医に電話をし状況を伝えたところ
「今すぐに病院に連れていった方がいい!その状態だと夜に様態が急変する可能性が高い。すぐに救急で見てもらえるところへ」
と言われ、すぐさま近くの病院を探し連れていきました。
診断は肺水腫
ICUでの緊急入院となりました。
(この時はまだ僧帽弁閉鎖不全症かは不確定でした。「もしかすると..」程度に説明がありました。)
肺水腫とは
心臓が血液を送り出す為のポンプ機能が低下し、全身へ回るはずの血液が心臓の中に溜まりパンパンに、そして血液の中の液体成分が毛細血管から漏れ出し肺の方へ流れ込み、肺が水浸しになります。
溺れているのと同じ状態になります。
そして肺水腫になる原因がの1つが僧帽弁閉鎖不全症。
この結果を聞いて、ジムシーがどれほど苦しかったのか、なんで見過ごしてしまったのか!と、とてもとても辛い思いです。
ここからの治療内容や、見逃してしまっていた兆候などの記録を残していきたいと思います。
同じように愛犬の様子が「なんか変だな??」と思った方や
愛犬が肺水腫や僧帽弁閉鎖不全症になってしまった方や
僧帽弁閉鎖不全症の手術を検討されている方にとって何かのお役に立つと幸いです。