愛犬が僧帽弁閉鎖不全症に。 肺水腫で入院2日目〜3日目の続き
転院を検討
医師からの衝撃的な発言で、私はこの医師に対して強い不信感を覚え、
「本当にジムシーのことをちゃんと診てくれているんだろうか」
「簡単に”死ぬよ”と言ってしまえる感覚。まるで物を扱っているかのよう」
「本当に”助ける為”の処置をしてくれているんだろうか」
という思いが膨らんでいました。
もちろん”医師”として必要なことはしているはずだとは思いますが、あくまでも”仕事”として業務をこなすようにしているように感じました。
もしジムシーが移動できる状態になったらすぐに近くの病院に転院させたいと思い、転院方法などを調べました。
移動中のリスクを減らすために酸素室
この時はまだ酸素室から出られない状態だったので、移動中も酸素室で運べるといいのではないかと思い酸素室について調べました。
酸素濃縮器というものがいくつかありましたが、自宅で使うためのものは車内電源では足りないので、車内で使えるものを探したところシガーソケットに挿して使うインバーターにつないで使える酸素濃縮器がありました。
レンタルをしている会社が見つかったので、夫がその会社に電話し性能やレンタル可能時期を確認したところ、用意できそうとのことでした。
(もし蓄電器をもっていれば、自宅用などでも使えるかもしれません。我が家は持っていないので車内電源からになりました。)
転院先
本来であれば、近くのかかりつけ病院に入院させたかったのですが、この日は日曜日で病院がお休みなので転院可能か確認ができませんでした。
かかりつけ病院は小さな病院で、日頃手術もしているようですが酸素室などもあるのかが分からなかった為、受け入れが難しい場合も考え他の病院も探しました。
ジムシーが入院してから、ネットで色々な記事を読み漁っていましたが多くの記事に
JASMINEどうぶつ総合医療センター
の名前が出てきていました。
こちらは循環器の専門で特に僧帽弁閉鎖不全症に関しては難しいとされる手術を多く行っている権威のようでした。
JASMINEのウェブページの中で、院長の著書
”愛犬が「僧帽弁閉鎖不全症」と診断されたら読む本”
https://jasmine-vet.co.jp/book/
が無料で公開されているので熟読し、
「ここだったら専門だしジムシーを直してくれるかもしれない!」という希望の光が見えました。
日曜日でしたが診療はされているようだったので、わらにもすがる思いでJASMINEに電話してみました。
すぐに電話は繋がり、ジムシーの状態や、移動が可能になれば診てもらいたいと伝えました。
できるだけ冷静にきちんと伝えようと思っていたのですが、受付の方の対応があまりに優しかったので、ずっと我慢していた不安な思いや千葉の医師からのひどい言葉で傷ついた思いが溢れ出し、話しながらボロボロ泣いてしまいました。
応対してくださった方は、話しながら「お辛かったですね...」「心配ですね」と気遣ってくださり、こちらに寄り添うような心のこもった対応で、それだけでも救われる思いがしました。
そして私の拙い説明から状況を理解してくださり、
・JASMINEは二次医療なので、医師の紹介状が必要。
ジムシーの場合は入院している病院がいつものかかりつけ医ではないので、入院元の病院からの紹介状でも、一度かかりつけ医に診せてからかかりつけ病院からの紹介状でも大丈夫とのこと。
・医師間でやり取りし日程を決める。
患者さん個人からの診察予約はできない。
・ジムシーが移動できる状態になっても、”移動”させること自体がかなり負担になり万が一の自体も起きるかもしれない。
酸素室が手配できそうと伝えると、その時の状態によるがある方が安心 かもと。
・患者さんが多いので診察可能日が少ない。
早くても8月末あたりと。
教えて下さいました。
さらに、私とジムシーの名前、入院先の病院名、かかりつけの病院名を聞かれ
「もしジムシーちゃんに関する連絡があれば誰でもすぐに対応できるようにしておきます!」
と言ってくださいました。
転院への道筋が見えました。
|
|